定義
皮相電力とは、交流回路で電圧と電流をそのまま掛けた「見かけ上の電力」のことです。記号はS、単位はV·A(ボルトアンペア)です。実際に仕事をする有効電力P[W]と、仕事をしない無効電力Q[var]を合わせたもので、S² = P² + Q² の関係があります。
単相:S = V × I [V·A]
三相:S = √3 × V × I [V·A]
使用例
- 「この変圧器の容量は50kV·Aなので、力率0.8の負荷なら有効電力で40kWまで使える」
- 「UPS(無停電電源装置)は、ワット数だけでなく皮相電力(VA)の定格も確認して選定する」

